
大学を卒業して何年かすると結婚する人が多いですよね。
結婚式の招待状をもらったことがある人は多いのではないかと思います。
返信する際のマナーはご存知ですか。
いつもなんとなく返信している人もいるのではないでしょうか。
友人などの結婚式であれば許されることもありますが、会社などの関係だと失礼にあたることもあります。
招待状の返信方法のマナーや欠席する場合の心遣いなどをご紹介します。
♡目次♡
結婚式の招待状の返信方法
最近では手紙やハガキのやり取りが少なくなってきていますが、結婚式の招待状の返信はメールや電話ではなく、返信用ハガキで行います。
面倒くさいと思われる方もいるかと思いますが、マナーを心掛けて返信してみましょう。
返信は早い方が良い
出席する場合は遅くてもハガキが届いて1週間以内には返信しましょう。
なぜなら、招待状の返信ハガキが届いてから席次表や引き出物などの結婚式の準備を行います。
また、早く返信をした方が新郎新婦の結婚を喜んでいるという祝福の気持ちも伝わりやすいのです。
ですから、返信ハガキは早めに返信するのがマナーです。
返信が遅くなる場合は、早めにメールやSNSなどで一言連絡を入れるという方法もあります。
その場合でもなるべく早く返信ハガキを返送しましょう。
私も結婚式の招待状が届いたらできるだけ早く日程調整をして参列できるようにします。
遠方での結婚式であれば飛行機や新幹線などの手配もしなければならないので、早めに招待状が届く場合もあります。
返信ハガキの書き方
返信ハガキはどのように書けばいいのでしょうか。
結婚されるお二人に喜びの気持ちが伝わるようにマナーを守って返信することを心掛けましょう。
黒色の万年筆や毛筆で書くのがマナー
ボールペンでも悪くはありませんが、できれば万年筆や毛筆で書くのが正しいマナーと言えます。
黒色以外の色を使わない
青などの黒色以外の色で書かないようにしましょう。
句読点は使わない
区切りや終わりを意味する句読点は、結婚式の招待状の返信には使用しない方が良いとされています。
表面
宛先の「行」または「宛」を「様」に修正する
「行」・「宛」のまま返信するのは失礼です。
二重線で訂正し、「様」と書き直します。二重線は定規を使って修正しましょう。
少しの心遣いで相手を敬うことにもなります。
裏面
自分に向けられた敬称を二重線で消す。
結婚式の出欠の欄は、自分に向けられた敬称を二重線で消して、出席か欠席に〇を付けましょう。
「御住所」「ご芳名」なども同様に敬称を二重線で消します。
出席の場合、「出席」の前に「喜んで」、あとに「させていただきます」と追記すると「喜んで出席させていただきます」という文章になります。
より丁寧な返信になるのでオススメします。
新郎新婦へのメッセージを記す
メッセージ欄があればそこに、メッセージ欄がなければハガキの空いているスペースにメッセージを添えるとより一層喜ばれます。
返信ハガキを返送する場合は喜びの気持ちが伝わるように返信ハガキを書きましょう。
欠席の場合のマナーは
やむを得ず結婚式を欠席する場合のマナーも心得ておきましょう。
即答は避けるすぐに返信しない
ハガキが届いてから1週間から10日ほど時間をおいてから返信します。
なぜなら、返信が早いと「検討もしてくれなかったのかな」とがっかりさせてしまうかもしれないからです。
裏面は出席の場合と同様、自分に向けられた敬称は二重線で消しましょう。
「欠席」に〇をして、空いているスペースにメッセージを書くことをオススメします。
出席できない事情をさらりと書いて、あとは結婚をお祝いする言葉を添えます。
その場合、注意が必要です。
喪中などで出席できない場合は出席できない理由は詳しく書かなくて大丈夫です。
また、一押ししたいのが祝電を送ることです。
結婚式に祝電を贈ることで欠席したとしても結婚を祝福しているのだと思われて喜ばれます。
まとめ
結婚式の招待状の返信方法のマナーは理解できましたか。
難しく考えなくて大丈夫です。
結婚の喜びを伝えるとともに、自分への敬称を消すということを覚えておけば失礼には当たりません。
自分が招待状を出した相手側になり、返信ハガキにどんなことが書かれていたら嬉しいか想像してみるのもいいでしょう。
マナーを心得て素敵な大人になりましょう。

