毎年この時期になると訪れる恵方巻の季節。
そもそも恵方巻の「恵方」って何?と思う人も多いのではないでしょうか。
恵方巻といえば毎年決まった方向(方角)に向いて食べる太巻のことですよね。そんな太巻きを食べる時のルールや決まりごとはご存知でしょうか。
王道パターン以外にも意外と多いローカルルールなども数多存在するそう。。。
そんな気になる恵方巻の決まり事とは一体何なのでしょうか?

2020年恵方巻の方角はどこ?
ところで恵方巻の恵方はなぜ毎年違うのかご存知でしょうか。
そもそも恵方とはその年の良縁とされている方向のことを言います。
「良縁の方向って毎年変わるの?」
と思われた方。そうなんです毎年変わるんです。
もっと正確に言うと方角の16方位を指す4方の中から選ばれます。その16方位の中でもやや西寄り、東寄りなど細かく設定されています。
なぜそこまで細かくなるのかと言うと、その年の福を司る神様の位置が変わるからなんだそう。
その神様は「歳徳神」と言い、その年ごとの福を指す方角に現れると言われています。そんな「歳徳神」が2020年に現れる方角は「西南西」。その方角の若干右寄りに現れるそうです。「歳徳神」様も日本中の1億人近い人々から注目されて喜んでいるかもしれませんね。
恵方巻きの方角の決め方は?
そんな恵方巻の方角はどのように決められているのでしょうか。元号を決める時のように誰かが知恵を絞って決めているのではないかと思われがちですが、実はその方角はあるルールによって決められているそうです。
そのルールとは西暦の年号の下一桁によって選ばれるということです。
例えば、今年2020年ならば「0」ということになります。この「0」が示す方向が今年の恵方、つまり「西南西」です。わかりやすく下の表にまとめてみたので参考にしてください。
年号の下一桁 | 恵方の方角 |
0、5 | 西南西やや西寄り |
1、3、6、8 | 南南東やや南寄り |
2、7 | 北北西やや北より |
4、9 | 東北東やや東寄り |
またこの方角を導くために使われているのが古来中国からの思想で、陰陽説と五行説からなる陰陽五行説と言われています。これは出来事の事象や占術(占い)などに用いられることが多いようです。
恵方巻きの食べ方のルールは?
食べ方のルールは複数存在しています。例えば、1本まるまる切らずに喋らずに食べきる。(残さない)やその恵方を向いて食べると言ったことがオーソドックスなところだと思います。
また、地域の風習などで笑って食べるところや飲み物がOKなところやNGな所など他にも数多く存在するようです。
飲み物などは無理をせずに喉につまらせる前に飲むようにしたほうがいいかもしれませんね、慌てて飲むと勢いで声を発してしまうかもしれません。
中には目をつぶって食べたりするところもあるようですが、基本的なルールではどちらでも大丈夫なようです。無理なく食べ切れるようにしましょう!
まとめ
恵方巻には様々なルーツやルールが数多く存在しています。
その年の良縁の方角は事前に調べておくと良いでしょう。コンビニやスーパーなどでネットや店頭で要約をして買い忘れて福を逃さないようにしましょう。
今年の良縁の方角は「西南西のやや西寄り」です。
また、最近では1本まるまるが多い方向けにコンビニやスーパーでもハーフサイズが販売されていたりもします。
食品ロスにならない購入も大切ですので必要な本数はあらかじめ調べておきましょう。自分のペースで幸福を願って無理をせず食べきるように心がけましょう!
http://sitte-tokusuru.com/%e6%81%b5%e6%96%b9%e5%b7%bb%e3%81%8d%e3%81%ae%e7%94%b1%e6%9d%a5%e3%81%a82021%e5%b9%b4%e3%81%ae%e6%96%b9%e8%a7%92%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%81%be%e3%81%9f%e6%96%b9%e8%a7%92%e3%81%ae%e6%b1%ba%e3%82%81/

