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災害用非常食はこまめに変えた方がいいの?またおすすめの非常食は?

災害用に非常食を備蓄している方も多いと思いますが、管理はどうしていますか?

恥ずかしながら、私は非常食を買っても食べる気にならないので、管理はせずに賞味期限がきたら、そのまま捨ててしまいます。

昔食べた非常食がおいしくなかったので今でもトラウマになっているのでしょう。

例えば、保存期間が長いだけで添加物が入っている、おいしくない。と思ってしまいます。

でも、今の非常食は変化しているとか!?管理方法も少しずつ変化している!

災害用の非常食はこまめに変えた方がいいの?

災害用の非常食は用意しているけど、こまめに変えた方がいいのでしょうか?

非常食というと保存期間が5年~10年と長期にわたるものが多いため、買い替えるタイミングがいまいちわかりませんよね。

賞味期限が長いとうっかり賞味期限切れになっていたという人も多いのではないでしょうか。

最近では、「ローリングストック」という方法が浸透してきています。

ローリングストックとは、普段からよく食べているものや食べる頻度が高いものを選んで定期的に入れ替えること。

12か月に1回程度食べて買い足すというサイクルです。

非常食を特別なものと考えると食べないのにもったいないし、費用の面でも割高なのです。

しかし、いつもの食事の延長線と考えるとストレスにもならず、しらずしらずのうちに備蓄できます。

食品の保存期間も5年や10年というような長期保存が必要なく、半年から1年程度で大丈夫です。

例えば、レトルトカレーや、缶入りの野菜、果物缶やホールトマトなどです。

普段から馴染みのあるものなので、自宅にあるものも多いのではないでしょうか。

非常食の備蓄でも無駄なく使えるのは主婦にとってはとても大切なことですね。

保存方法は?

最近では、非常食は1週間分用意しておくのが良いとされています。

1週間分も備蓄するのは無理!と思うかもしれませんが、先程紹介したローリングストックなら無理なく備蓄できます。

一番大切な水も同様です。水は1人で1日に3リットル必要とされています。

生活用水を考えたらもっと必要になるのですが、その保存方法を紹介します。

まず、ペットボトルを箱買いして、12か月をめどに消費して買い足すという方法もあります。

もっと簡単な方法は、水道水を空のペットボトルに入れて保存する方法です。

この場合、23日程度に入れ替えが必要ですが、いつも使う水を1日分ずつ使うペットボトルに入れておき、そこから料理などに使います。

空になったら再度水を入れおけば常時ペットボトルには水が備蓄されている状態になります。

備蓄されているだけではなく、水の節約にもなります。

なぜなら、水を出しっぱなしにしなくて済むからです。

生活用水の保存方法もペットボトルに入れて保存するのですが、こちらは1カ月程度で交換すれば大丈夫です。

どちらの場合も直射日光に当たらず、涼しいところに置いてストックしてください。

おすすめの非常食は?

災害時は、栄養不足やストレスが原因で免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

その予防策としては、ビタミン類を摂取できるように非常食を備えておくことです。

例えば、野菜や果物のフリーズドライされた食品、野菜ジュース、レトルトのスープなどです。

その中でもオススメの非常食をご紹介します。

アルファ米

お米を美味しく炊き上げた後に乾燥させたもの、お湯か水を注ぐだけで美味しいご飯ができあがります。


出典:https://www.onisifoods.co.jp/products/alpharice.html

缶詰パン

美味しさはもちろん、腹持ちもよいのでパン好きには欠かせません。

非常食研究所 ユニフーズ 保存食

火も水も必要なく開封したらすぐに食べられる、カレーライス、ハヤシライス、すきやき丼をはじめ、アレルゲンフリーカレーなどもあります。

カゴメ野菜の保存食セット

野菜ジュースと野菜たっぷりスープの詰め合わせ。

野菜ジュースには緑黄色野菜を中心に30品目350g分の野菜をぎゅっと濃縮して入っていて、砂糖、甘味料、食塩、香料、保存料無添加というのも安心です。

野菜スープは1食あたり食塩相当量1g以下でとてもヘルシー。野菜や豆、穀類がたっぷり入っていて塩分が気になる方にもオススメです。

もちろん、常温でも美味しく食べられます。


出典:https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/hozon-yasai/

この他にも、ドライフルーツや海藻、海苔などはミネラル接種もできます。

また、ゼリー状のドリンクも手軽に飲めるのでオススメです。

まとめ

東日本大震災ではカップ麺などの食事が多く、栄養面の偏りから体調を崩す人も多かったと聞きます。

空腹を紛らわすだけでなく、ビタミンを摂取できる野菜や食物繊維、また、豆類などでタンパク質も取ることができるよう非常食を備蓄しましょう。