最近よく耳にするホルモンバランスという言葉ですが、気づかないうちに自分自身もホルモンバランスが崩れているかもしれません。
ホルモンバランスって何?
バランスが乱れるとどんな症状があるの?と漠然と不安になってしまう人もいるでしょう。
女性にとって大切なホルモンバランスの乱れについてご紹介します。
♡目次♡
ホルモンバランスの乱れとは?

そもそもホルモンバランスとは何なんでしょう。
女性ホルモンは卵巣から分泌されています。
主に2種類のホルモンを分泌しているのですが、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンが作られています。
この2つのホルモンは女性の体にとって特に重要な2種類の女性ホルモンだということはご存知でしょうか。
エストロゲンは、女性らしい体を作ったり、子宮内膜を厚くしたり、または、自律神経の働きや代謝などの機能にも関わっています。
プロゲステロンは、受精卵が子宮内で着床できるように子宮内の環境を整えて、出産までの子宮を良い状態に保つ働きをします。
このホルモンバランスが乱れると月経不順など、女性の身体に様々な影響を及ぼします。
ホルモンバランスの乱れる原因は何かというと、女性ホルモンの分泌がうまくいかなくなることが原因です。
例えば、女性ホルモンの分泌されている卵巣に病気があるなど、何か異常があり卵巣が正常に機能せずにホルモン分泌がうまくいかなくなってしまう場合。
また、女性ホルモンを分泌させるには、脳にある視床下部、脳下垂体も大きく関わっているため、視床下部と脳下垂体がうまく機能していないと卵巣が正常であったとしてもホルモンを分泌することができないのです。
他には、加齢や不摂生な生活も要因となります。
歳をとるにつれてホルモンは減少していき、ホルモンバランスが崩れ体内の機能が低下し、体調不良が現れやすくなります。
睡眠不足や暴飲暴食などの不摂生な生活を続けることにより、ホルモンが作られなくなる場合もあります。
ホルモンバランスは私たちが生活するうえでのちょっとしたことで影響を受けやすいのです。とてもデリケートなんですね。
ただ、加齢にともなうホルモンバランスは誰でも経験することです。
どんな症状があるのでしょう。
どのような症状があるの?
最近、疲れやすいなど感じたことはありませんか?
ホルモンバランスが乱れると様々な症状が出るのです。
生理周期が乱れたり、イライラや気分の落ち込み、疲れやすくて、やる気が出ない、肌の調子が悪いなどの不調が出ます。
エストロゲンには肌の弾力を保つコラーゲンや水分量を増して肌の若さを保つ働きもあります。
エストロゲンが低下すると、肌のツヤがなくなったり、肌トラブルが生じやすくもなるのです。
タンパク質の代謝にも関わっているので、分泌が減ってしまうと薄毛の原因になることもあります。
イライラや気分の落ち込みだけではなく、肌や髪の毛のトラブルにまで関係しているのです。
また、ホルモンバランスの乱れを放置すると、更年期障害のように情緒不安定になったり、怒りっぽくなったりします。
それだけでなく、自律神経失調症などの病気にも進んでしまう恐れもあります。
私も1日中パソコンでの仕事で肩こりがひどくなり、頭痛やめまいまで起こるようになったことがあります。
ストレスからくるホルモンバランスの崩れから自律神経が乱れているという診断を受けたことがあります。
知らず知らずのうちに症状が悪化してしまうので、日頃のケアはどのようにしたらいいのでしょう。
バランスを整える食事は?
食事でホルモンバランスを整えられたらいいですよね。
どんな食事を心がけたらいいのでしょう。
大豆イソフラボン
女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンが女性ホルモンの代わりになり、ホルモンバランスを整えてくれます。
豆腐や納豆、豆乳なども代表的ですが、オススメは納豆です。
1パックの摂取量で1日の必要量を満たしてくれます。
ビタミンB6
ビタミンB 6は、神経伝達物質のドーパミン、セロトニン、アドレナリンなどに作用してバランスを調整するよう働きかけてくれます。
マグロやカツオ、豚肉、鶏ささみなどに多く含まれます。
ビタミンE
ホルモン分泌をコントロールする脳下垂体などに働きかけてくれます。
血液循環の改善にも期待でき、生理痛を和らげる効果があります。
アーモンドなどのナッツ類に多く含まれます。
【肌荒れ対策】ビタミンE お肌の血行を促進し新陳代謝を高め、またホルモンの分泌バランスを整え、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れに効果が期待できます。
— 美容のススメ (@biyou_hiketsu) December 1, 2020
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸には抗炎症作用があり、気分の落ち込みや生理痛にも効果があります。
イワシやサバ、マグロ、牡蠣などの魚介類に多く含まれています。
イワシ、鯖、アジなどの青魚は
血液をサラサラにするEPAやDHAが豊富♪抗炎症効果のある油、オメガ3も含まれているので生理痛には良い食品とされています
タンパク質や鉄分などのミネラル、ホルモンバランスを整えるビタミンB群も豊富です♪
アレルギー持ちの方や
冷え、鉄不足の方にも♪— あやか@生理のツラさを解決する専門家 (@aomimusi) October 28, 2020
私は朝納豆ご飯にして、夜ご飯には必ず豆腐を1丁食べるようにしています。
コーヒーを飲むときには豆乳ラテにしたり、お刺身を食べるときはカツオやマグロを選んで買ってみたり。
おやつも塩分なしのナッツ類を食べると腹持ちもいいです。
心に留めておくだけで案外食事に取り入れることができます。
控えた方がいいものはあるの?
ホルモンバランスが乱れるものがあれば口にしたくないですよね。
添加物
インスタント食品などには添加物が使われています。
多く摂り過ぎないようにしましょう。
冷たい飲み物
冷たい飲み物、食べ物を摂り過ぎると体が冷えてしまい、自律神経に影響してホルモンバランスを崩してしまいます。
また、砂糖(精製されたもの)、炭水化物、乳製品、カフェイン、アルコール、脂肪の多い食事はなるべく避ける方がいいです。
炭水化物が大好きな私にとってはとても辛いですが、全く取らないということではなく、夜は炭水化物を食べないことにしよう!などと無理のないように心がけてはどうでしょう。
まとめ
体調不良があるとそれだけで辛いですよね。
季節の変わり目でもホルモンバランスは乱れるようです。
疲れやすかったり、やる気が出ないなど誰にでもあることですが、体調不良や月経不良など気になる方は、一度婦人科を受診してみましょう。
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