猫の里親になる方法のひとつに猫の譲渡会があります。
猫の譲渡会って実際どうなの?行ったことがないと不安になりますよね。
猫の譲渡会の参加方法をまとめてみました。

どこで譲渡会は開催されているの
各地域の法人・個人ボランティア団体や市町村の動物愛護団体が定期的に開催しています。
あなたの住んでいる地域名と譲渡会で検索すると最寄の猫の譲渡会を探すことができます。
基本的に譲渡会会場に行くことは無料で誰でも参加できると思いますが、あらかじめ確認することをお勧めします。
譲渡会で里親を募集する猫も子猫からシニア猫とその時々で様々です。
譲渡会に参加する方法は
地域の譲渡会で異なると思いますが、お気に入りの猫を見つけたら参加費用数千円を払って申し込みます。
申し込み数が多い場合は抽選となりますが、当選すると担当者から連絡がくるようになっています。
地域ボランティア団体によって選ばれる条件が異なるので当選するかは運しだいです。
ただ、残念な結果で選ばればかったとしても、引き続き主催者側で好みの猫について連絡してもらえることもあるので
あきらめないでください。
1.里親になるための条件
猫の里親になるための条件も各地域の法人・個人ボランティアや市町村の動物愛護団体で違いがあります。
一例をあげてみると
(1)60歳以下であること、又は後見人と一緒に面談に参加できること
(2)賃貸物件に住んでいる場合はペット可であること、又は大家さんの許可証を提出できること
(3)完全室内飼い・毎年ワクチン接種・不妊手術証明書の提出
(4)譲渡する猫にかかった治療費やワクチン代の負担
(5)一緒に暮らす家族に猫アレルギーはいないか、家族の同意は取れているか
(6)譲渡契約書にサイン、本人確認書類の提出
ざっとよくある条件についてあげてみましたがいかがですか?
他にも変わったところでは、男性はだめ、猫の飼育未経験者はだめ、未婚カップルではない
小さい子供がいない、高齢ではない・・・などたくさんの条件があるのでしっかり確認しましょうね。
2.トライアル期間
譲渡会会場で猫の里親に選ばれても、そのままお持ち帰りできるわけではありません。
1週間から2週間のトライアル期間が設けられています。
トライアル期間とは、譲渡先担当者が自宅に訪問して里親になる猫を本当に飼育していけるのかを確認するためのお試し期間が設けられます。
そのときに、トライアル期間の契約書にサインを求められるケースがあります。
3.譲渡契約
トライアル期間に問題がなければ、譲渡契約に入ります。
譲渡契約に必要な事項は以下のとおりです。
(1)譲渡契約書類の手続きを行う
(2)契約に伴う不妊治療費、ワクチン代、病気にかかった治療費、ボランティア団体への寄付金、マイクロチップ挿入代等で、2万円~6万円と各地域によって金額は異なります。
まとめ
猫の譲渡会での流れについて説明しましたが、簡単にまとめると猫の譲渡会場に足を運んでから好みの猫がいたら抽選で選ばれると、トライアル期間があり、その後本契約になります。
本契約時に支払う金額も各地域によって異なるので確認が必要です。
また、契約条件も一緒に確認しましょう。
猫の譲渡会で好みの猫が見つかっても、一緒に暮らすまではしばらく時間がかかりますし、譲渡ルールが異なるため戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、一生涯面倒をみてあげる愛猫との出会いがあるかもしれません。
あなたの地域で猫の譲渡会があったら、ぜひ、参加してみてくださいね。
