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【2020年】公務員の冬のボーナスの相場は?また支日はいつ?

公務員の冬のボーナスの相場は?

2020年、例年とは違うコロナ渦の中、公務員の冬の相場はいったいいくらなのでしょうか?

詳しく見て行きたいと思います。

公務員以外の冬のボーナスの相場は?

民間企業(事業所規模5人以上)の冬のボーナスは、一人当たり平347806であると、三菱UFJリサーチ&コンサルティングは試算しました。

前年比で見ると、ー10.7%。「リーマンショックの影響で大きく落ち込んだ、2009年並み(ー9.4%)まで拡大するのではないか」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)と予測している。

夏のボーナスも減少しましたが、特別定額給付金が支給されたりしたことにより、家計内での収入は増えたと見ているようです。

そのため、夏を乗り越えることができた家庭が多い。ということです。

では冬のボーナスはどうなのでしょうか?

冬のボーナスは夏よりもさらに厳しくなりそうです。

理由としては、「一人当たり支給額、支給人数ともに夏よりも減少幅が大きく、支給総額も大きく減少する。また、追加的な給付金も予定されておらず、大幅な可処分所得の減少が見込まれる。可処分所得の減少は、日本経済がコロナ禍からの回復を目指す上での重石になりかねない」と、三菱UFJリサーチコンサルティングが分析しています。

また、コロナ渦での追加給付などの予定は冬にはないので、寒く厳しい冬が待ち構えているであろうと言われています。

公務員の冬のボーナスの相場は?

では、公務員の冬のボーナスの相場はいったいいくらなのでしょうか?

平均支給額は657900

内閣人事局の発表では、国家公務員(管理職及び非常勤を除く)の夏のボーナスは平均68100円(前年比+0.1%)でした。

「公務員の基本給やその他手当は前年の改正給与法で決まるため、コロナ渦は夏のボーナスには影響していない」とのことです。

しかしながら、冬のボーナスはコロナ渦関係なしに3年連続で減少しており、この冬のボーナスは657900円(前年比―0.1%)と予測されています。

「夏と同様に職員の平均年齢低下による基本給の減少に加え、10月に公表された人事院勧告に基づいて、民間の支給月数との均衡を図るため、期末手当を0.05ヶ月引き下げることが、冬のボーナスを押し下げることになりそうとされています。」

冬のボーナスの支給日は?

公務員以外の支給日は?

一般企業のボーナスの支給日は会社によって異なります。

ただ、公務員の支給日よりも遅い時期に設定されるケースが多いでしょう。

夏のボーナスを7月の初旬としている会社も多く、710日頃にボーナスが支給される会社が多く目立ちます。

また、その時期の金曜日にボーナスを支給する会社も少なくありません。

冬のボーナスは、12月初旬が一般的です。

大企業では国家公務員と同じく1210日とするケースが多いです。

それ以外でも、たくさんの会社で125日~15日の間に支給されているのです。

ただし、会社によって支給日にバラつきがみられるため、中小企業の場合には12月下旬に支給されることも珍しくありません。

公務員のボーナスの支給日は?

公務員は法律や条例でボーナスの支給日が決められています。

国家公務員の場合、夏は630

冬は1210がボーナスの支給日です。

地方公務員の場合には自治体によって異なりますが、国家公務員の支給日に準じる、あるいは近い日程で支給されることが多くみられます。

公務員の年齢別の冬のボーナス金額の相場は?

公務員の年齢別冬のボーナスはかなり細かく年齢別に分けられています。

職員数や国家公務員でも職種等でも分けられています。

3年連続冬のボーナスが減少しているため、2018年のこちらの参考資料よりは数万円ずつは低くは年々なっていると考えていいでしょう。

22~24歳 548,560
25~26歳 591,675
27~28歳 633,367
29~31歳 688,846
32~36歳 782,714
37~41歳 875,804
42~46歳 967,398
47~51歳 1,029,945
52~56歳 1,046,669
57歳以上 1,051,151

まとめ

2020年の一般企業や中小企業と比べた平均ボーナスで言えば、06割くらいは差があると見てもいいでしょう。

厳しいかもしれませんが、ボーナスが少しでも貰えたらラッキーくらいの年です。

しかしながら、公務員でも地域や職種、国家公務員、地方公務員など様々な職種があるため、一概に「公務員がボーナスがいい」とも言えないのも確かでしょう。

確かに、「中小企業よりは安定している。」かもしれません。

ただその「公務員は税金をもらっている」という世間の目から年々月収やボーナスが減っていることもあるため、昔よりは「安定ではあるけれど、お金持ちではない」と思います。

ですが、やはりニュースを見ていたりして閉店していく飲食店等を見ていると公務員は安定していていいなとは少しは思ってしまいますよね。

ないものねだりしても仕方ないので、なんとか厳しい寒さの冬を少しでも温かく過ごせるように頑張りましょう。