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みかんを長持ちさせる方法は?また効果的な食べ方は?

冬になるとこたつに入り、テレビを見ながらみかんを食べたくなりますよね。

冬の食卓にはみかんが頻繁に出てきますが、みかんの長持ちさせる方法をご存知でしょうか。

こたつのテーブルの上にかごに入れたまま置いているという方も多いのでは?

案外、みかんは傷むのも早いのです。

みかんのおいしい時期なので、長持ちさせる方法と効果的な食べ方をご紹介します。

みかんを長持ちさせる方法は?

みかんを長持ちさせる方法は知っていますか?

最近ではスーパーへいけば、だいたい置いてあるのでみかんを長持ちさせようとも思わないかもしれませんね。

みかんを長持ちさせ美味しく保つ方法をご紹介します。

みかんは涼しいところが好きです。気温はだいたい510くらいです。

常温で約12週間保存可能

冬場であれば、風通しの良いベランダや玄関など暖房の効いていない部屋がいいです。

ベランダに置く場合、直射日光やエアコンの室外機の風が当たらない場所を選んでおいてください。

通気性をよくする

ザルやカゴを利用して、なるべく重ねないで保存すると長持ちします。

ヘタを下にする

みかんはヘタが一番固くて丈夫です。

ヘタを下にするとヘタの圧力によるダメージを抑えることができるので傷みにくくなります。

段ボール箱保存は注意

段ボールでみかんを買ってきた場合、カビや乾燥に注意です。

段ボール箱で保存する場合は、一旦みかんをすべて箱から出して、一番下に新聞紙を敷いてからみかんを並べます。

2段目のみかんを重ねる前にまた新聞紙を敷いてからみかんを重ねる。

ミルフィーユのように重ねるイメージですね。

この場合もヘタを下にして重ねることを忘れずに。

昔、私の実家ではいつもみかんを箱買いしていましたが、毎回23個傷んでしまうみかんがありました。

もったいないな、と思いながら捨てていましたが、ひと手間加えるだけで傷むのを防いでくれるんですね。

みかんの保存方法は?

冬場であれば常温保存で構いませんが、その他の保存方法をご紹介します。

冬場以外は冷蔵庫の野菜室

野菜室で約23週間保存可能です。

キッチンペーパーや新聞紙などでみかんを一つずつ包み、ジップロックなどの保存袋に入れて保存します。

みかんの乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包むのです。

私もきゅうりやピーマンなどの野菜も同じようにキッチンペーパーなどで包み、保存袋に入れて保存していますが、野菜の持ちが違います。

少し手間かもしれませんが、一度試してみてください。

ただ、冷蔵庫でみかんを長期保存すると酸味が増え甘みが少なくなります。

その訳はみかんは呼吸をしているので冷蔵庫に入れることにより、呼吸が弱まってしまうためです。

逆に、気温が高いとみかんの呼吸が活発に行われるので、傷みやすくもなりますが甘みが増すのです。

冷凍保存

みかんは冷凍保存もできます。

冷凍みかんが給食で出てきたくらいですから、たくさん買ったときには試したいですね。

1.まるごと冷凍

皮付きのまま冷凍保存する場合、みかんをよく洗い一度みかんを冷凍する。

みかんが凍ったら水にくぐらせて、再度冷凍する。

表面に薄い氷の膜を作ることが目的で、膜を作ることにより乾燥を防ぐことができるのです。

2.皮を剥き冷凍

皮を剥き、筋もきれいに取って一房ずつラップで包む、または、一個ずつラップで包む。

薄皮も剥いてから冷凍すると、ケーキやデザート、スムージーなどにも応用できて便利です。

冷蔵庫や冷凍庫をうまく活用しておいしく食べたいですね。

みかんの効果的な食べ方

みかんにはどんな成分が含まれているのでしょう。

みかんには不溶性食物繊維が豊富に含まれているのですが、不溶性食物繊維は排便を促す作用があるので、便秘気味の方にオススメです。

みかんの薄い皮は「じょうのう膜」といい、これにも食物繊維が多く含まれています。

白い筋の部分には「スぺリジン」という成分が含まれていて、血流促進に効果があります。

ビタミンCが多く含まれるみかんですが、ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので生のまま食べることをオススメします。

また、ビタミンCはご存知の通り、抗酸化作用があるためシワやシミを防ぐ効果もありますので肌のためにも食べたいですね。

みかんを食べるときの順番もポイントがあります。

「果物は食事の前に食べると糖質の吸収を抑える」ということを聞いたことがありませんか。

みかんも同じで食事の前に食べると太りにくいのです。

みかんを食べたいけど、太ってしまうことを気にしている方は食事の前に食べましょう。

まとめ

みかんを長持ちさせる方法、保存方法についてポイントがありましたね。

長持ちさせる方法

・通気性をよくする

・ヘタを下にする

・重ねるときには新聞紙を挟む

冷蔵・冷凍保存する方法

・みかんを乾燥させない

・ミルフィーユ状に膜を作って冷凍保存

私たちの身近にあるみかんですが、やはりひと手間を加えるだけで長持ちして、効果的に食べることでもっと身近になりそうですね。

今年の冬もこたつに入りながら、おいしいみかんを頬張りましょう。