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私たちに最も身近な数字の一つが年齢です。
年を重ねるごとに増えていく年齢ですが、この年齢にも満年齢であったり数え年であったりといろいろな言い方があります。
これらの違いって一体何なのでしょうか?
ここでは様々な年齢について解説をしていきたいと思います。
年齢の数え方は?
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まずは一般的な年齢の数え方について解説をしていきます。
一般的な年齢の数え方としては産まれた日から0と数えて、誕生日を迎えて1年が経つごとに1つ増えていきます。
これは経験的にわかっているという人が多いと思います。
世界的にもこのような年齢の数え方が多いのですが、韓国では後述する数え年を年齢の数え方にしています。
ちなみに誕生日を迎えて1歳年齢が増えるというのはわかるのですが、4年に1度しかこない閏年生まれの場合はどうなるのでしょうか?
年齢の数え方に関しては、実はしっかりと法律で決められています。
私たちが年を重ねる瞬間というのは、誕生日の前日の午前0時の瞬間です。
つまり、誕生日の前日が終わる瞬間ということになります。
なので年齢の数え方としては閏年かそうでないかは関係なく、
2月28日が終わった瞬間に年を重ねます。
ですので閏年生まれの人で閏年じゃない年の場合は、3月1日に誕生日のお祝いをすることが多いようです。
4年に1度しか年を重ねないわけではないので注意してくださいね。
閏年生まれの人はまれですが、有名人にもいらっしゃいます。
作家の赤川次郎さんや、いきものがかりのボーカル吉岡聖恵さん、タレントの峰竜太さんなどが閏年生まれらしいです。
このように年齢の数え方はしっかりと決められているのですね。
満年齢とは?
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よく履歴書などには満年齢を書く記載がありますよね。
この満年齢とは一体何なのでしょうか?
結論から言えば、満年齢は上記のような一般的な年齢の数え方のことを指します。
誕生日を迎えるごとに増えていくのが満年齢ですので、満年齢が正解的にも標準な年齢の数え方といっていいでしょう。
ではどうして標準的な年齢の数え方なのにわざわざ満年齢のような言い方であったり、履歴書にはそのように書いてあるのでしょうか?
それは数え年と混合することを避けるためです。
では続いて数え年との違いを解説していきます。
数え年とは?
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数え年とは1950年代にまで慣用的に使われていた年齢の数え方です。
法律的には1902年に年齢は満年齢に従うということができまっていたのですが、慣用的には数え年が並行して使われており、高齢者の世代では、まだまだ記憶に新しいと思います。
数え年は生まれた日を1歳と考え、そこから1月1日を迎えると一斉に年齢が増える数え方です。
これはお腹の中にいる時も年齢として数えるために、このような数え歳の考え方が生まれたのですが、
世界的には東アジアのごく一部でしたか使われていませんでした。
日本も現代では年齢は全て満年齢ですし、韓国が日常的に数え年を使っているぐらいで、数え年を意図的に使う機会はないでしょう。
ただ厄年や七五三では数えとしが使われたり、まだまだ数え歳で年齢を数えていた世代も健在のため、
区別のために、公的な文書には満年齢という記載があります。
満年齢と数え歳の違いは?
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満年齢と数え歳の違いですが、年齢の増え方に実は大きな差ができます。
例えば12月31日に生まれた子供の場合です。
満年齢の場合は生まれた時は0歳で、翌年の12月31日に1歳増えます。
しかし数え歳の場合でしたら、生まれた時点で1歳、そして1月1日になったら歳が増えるので、この時点で2歳になってしまいます。
なので満年齢で考えると同じ0歳児なのに、数え歳だったらすでに2歳ということがおきます。
満年齢と数え年ですが、数えとしに換算をする場合は、誕生日前でしたら満年齢に+2、そして誕生日後の場合だったら+1を計算をすればわかりやすいです。
まとめ
年齢の数え方には大きく分けて2種類あります。
一般的なのが満年齢で、もう一つが数え歳です。
満年齢は生まれた時点を0歳で、誕生日を迎える度に年齢が1つ増えます。
数え年の場合は、生まれた時点を1歳とし、1月1日を迎える度に年齢が1つ増えます。
基本的に使われているのは満年齢ですが、風習として数え年を使うこともあるので覚えておくと良いですね。
このように年齢一つにも歴史や考え方があったりするのは面白いですし、興味がありましたらさらに調べてみてくださいね!