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お正月といえばおせち料理ですよね。
おせちは華やかで美味しい料理が多く、手作りや注文のおせち料理をお正月には楽しむという人も多いと思います。
しかし、そんなおせちですが料理の詰め方はあるのでしょうか?
またおせち料理でおすすめの料理は何なのでしょうか?
ここではおせち料理について解説をしていきたいと思います。
♡目次♡
おせちの由来は?
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おせちの由来ですが、その発祥は何と弥生時代にまで遡ります。
おせちは元は中国で食べられていたものとされています。
おせちは中国での季節の変わり目に、豊穣や収穫に感謝するために神様にお供え物をした料理が元となっています。
そしてそれが遣唐使から日本に伝わったのですね。
おせち料理ですが、漢字で書くと「御節」と書きます。
これは季節を表しているのですね。
そんなお供え物として伝わったおせち料理ですが、江戸時代ごろにやっと今のようなおせち料理の原型になります。
それまでは主に貴族の間で食べられていたおせち料理ですが、江戸時代ごろに庶民にも広く親しまれるようになり、縁起の良い食事と共に正月におせち料理を食べるようになりました。
このように歴史とともに移り変わっていったおせち料理ですが、近年は豪華な注文のおせちが増えてきました。
おせち料理に関しては、手作りでも注文でもどちらでも構いません。
ぜひ年の初めはおせちを食べて、その年の飛躍につなげてくださいね。
おせちの詰め方の決まりはあるの?
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そんなおせちですが詰め方にも実は細かい決まりがあります。
では続いておせち料理の詰め方について解説をしていきます。
おせちといえば重箱ですが、実は段数ごとに詰められる料理が決まっています。
段数に特に指定はありませんが、ここでは一般的な3段の重箱で説明をします。
1段目
重箱の1段目には、料理の前菜に当たる、口どりや祝い肴が詰められます。
おせちの料理だと、「黒豆」や「数の子」が当たりますね。
2段目
そして2段目にはメインの料理が入ります。
尾頭付きのタイだったり、エビがよく使われますね。
3段目
そして3段目には主に山の幸が入ります。
ごぼうやこんにゃくの煮物であったり、ふきの煮物などが入ります。
またおせちの中身の詰め方にも決まりがあります。
おせち料理ですが、1段に入る品数は奇数にすると良いとされています。
これは割り切れると縁起が悪いということで、結婚式のご祝儀と同じですね。
また見栄えとしても料理の高さを揃えたり、魚類の頭は左に向けるなど統一をすれば、綺麗な盛り付けをすることができます。
ぜひ自分で作る際にはこれらも試してみてくださいね。
おせちのおすすめ料理は?
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おせちですが、定番の料理からアレンジ料理まで様々なものを入れることができます。
ここではそれらの中からおせちにおすすめの料理について紹介します。
黒豆
日本は昔から豆を神聖なものと考えており、行事食に用いられていました。
またまめまめしく働くという意味も込められており、甘くて美味しい黒豆はおせちにぜひ入れておきたいですね。
栗きんとん
鮮やかな黄色から宝に見立てた栗きんとんは豊かな年になるようにという願いがあります。
栗きんとんは子供にも人気ですし、余ったとしてもスイーツにアレンジできるのでおすすめですよ。
ぶりの照り焼き
ぶりは出世魚であり、出世の願いが込められています。
そのぶりを香ばしく焼いた照り焼きはメインとしても使ってもいいですし、おせちの定番ですね。
海老
背中が丸まっていることから長寿の願いが込められているのは海老です。
海老は小さいものを焼いてもいいですし、伊勢海老など豪華な海老をメインとしても使ってもいいですね。
ローストビーフ
最近のおせちだとローストビーフが入っていることが多いですね。
ローストビーフには何か意味があるわけではありませんが、おせちがあまり好きではない子供にはお肉があったほうが喜ばれます。
このようにおせちは定番から今風まで割と何でもOKです。
ぜひ自分で好きなおせちを作ってみてくださいね。
まとめ
おせちの由来ですが、弥生時代に中国で季節ごとに神様へのお供え物が由来とされています。
そして、それが日本に伝わり、長い年月を経て、お正月に食べられるおめでたい料理となりました。
おせちには重箱の段数で入れる料理が決まっていたり、盛り付けの仕方にも決められていることがあります。
必ず守る必要はありませんが、せっかくですので意識をしてみると良いでしょう。
そして、料理も定番のものからアレンジした今風のものまで自由に入れることも可能です。
ぜひお正月はおせちを食べて、その年を良いものにしてくださいね。