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三が日の意味や由来は?また過ごし方はあるの?

正月三が日(しょうがつさんがにち)とは、11日(元日)・12日・13日の3日間の3日間のことを言います。

官公庁や金融機関を始めとする多くの企業が休みとなる期間です。

三が日のうち、祝日は 11日の元日だけですが、実質的には3日間が祝日のような扱いになっています。

お正月と三が日は違う?

正月は三が日を指すこともありますが、実は3つの考え方があったのです。

1、1月の一か月間
2、三が日の3日間
3、松の内(11日~17日)の7日間(関西では115日まで)

なぜ正月と三が日はちがうのでしょうか?

正月の「正」という字には、「年の初め」という意味があるので、

「年の初めの月」=「1月」となるわけです。

しかし、一般的にはお休みで多くの正月行事が行われるのが「三が日」、または正月飾りを飾ったり、年賀状が届く期間の「松の内」、この期間を指して「正月」と言います。

三が日は本来「正月三が日」という名称ですからね。

三が日の由来は何?

日本の官公庁や多くの企業では、正月三が日は休日となり、14日が仕事始めとなります。

労働基準法上の扱いは、国民の祝日と同じ法定外休日です。

直前の数日間も休日となることが多く、いわゆる年末年始の連休を構成します。

日本の官公庁の場合、1988(昭和63年)1213日法律第91号「行政機関の休日に関する法律」によって1229日から13日まで6連休となり、多くの企業でもこれに準じた連休となりました。

また、1873(明治6年)17日太政官布告第2号「休暇日ヲ定ム」によって、三連休が認められました。

このように明治時代から正月三が日の連休が始まったわけです。

三が日はどのように過ごしたらいいの?

①初日の出を見る

これは1日にしかできないことですよね。

初日の出を見て綺麗な気持ちになれるといいですね!

初日の出を見るために富士山に登る人達もいるので、やはり初日の出は人気でしょう。

②おせち料理を食べる

三が日にしか食べれないおせち料理。

「正月」と思っていましたが、「正月」が、本来「月初め1ヶ月の1月中」を指すならば、

三が日や松の内を過ぎてから、「七草粥」を食べるというのも、時季が納得です。

③お屠蘇(おとそ)を飲む

お屠蘇(おとそ)とは、お正月にお酒を飲む習慣のことを言います。

1年間の邪気を払い、長寿を願って飲むという縁起物です。

④お雑煮を食べる

年神様にお供えしたお餅を食べることで豊作を祈願したり、新年の力をいただけるという意味があります。

我が家には神棚がなかったので、年神様にお供えをするものだということは知りませんでした。

お雑煮にも神聖な意味があったのですね!

⑤初詣に行く

初詣は皆さん31日から行ったり、三が日の間に行ったり、混雑をさけて別日に行ったりとさまざまではないでしょうか。

三が日のうちに行くのがよいとされていますが、一般的には松の内の間に行けばよいとされています。

⑥お年玉

親戚中が集まって自分も甥っ子や姪っ子にお年玉をあげる年になり、親族が多ければ多いほどこれほど恐ろしい行事はありません。

しかし、年に一度のことで、可愛い親族、親戚のためならば痛くありませんね。

⑦書初め

私の通っていた小学校では、冬休みの宿題で、書初めがありました。

年明け最初に書くからなんとなくで、書初めかなと、思っていましたが、

今年1年の豊富を筆でしたためる行事を指し、一般的には12日に行われるそうです。

元々は恵方に向かって詩歌を書く風習が由来です。

⑧初夢

「一富士二鷹三茄子…」これは有名ではないでしょうか。

しかし、続きがあるのです。

駿河の名物を「一富士二鷹三茄子四扇五煙草(たばこ)六座頭」とする。

と、あります。

私は、べるぜばぶというマンガで知りました。

日本の歴史は色々なところで実は使われているので、意味を知ると、ふと目にしたものの見方も変わるので面白いですよ。

等々、あげたら沢山のことがあります。

初詣などは松の内のうちに行けばいい、または1月中に行けばいい「正月」ですね。

ということもあるので、三が日に急いで全てを行わなくても大丈夫です。

まとめ

初日の出、初詣、おせち料理に、お年玉。

初夢を見たり、書初めや年賀状の返信、親戚巡りなど、本来意味を持ってやるべきことと、三が日がみんなお休みだから、やっておこう。

というものがごちゃ混ぜになって来ていますが、慌ててやらなくていい物は後回しにしてしまいましょう。

三が日は忙しい!という方もいますが、せっかくのお休みですので、ゆっくりできるといいですね。

いかがでしたか?

三が日の過ごし方。知っていることと知らないこと両方あったり勘違いしていたものなどありませんでしたか?

これを読めば安心です!

いい三が日を迎えられますように…。