健康

しゃっくりが出る理由は?また止め方はあるの?

しゃっくりが出たことはありますか?

出たことがない人はいないほど多くの人は経験があるでしょう。赤ちゃんでもしゃっくりをしているのを見たことがあります。

原因がなんなのかわからないことも多いですが、お酒を飲みすぎたりするとしゃっくりが出るという人も多いでしょう。

しゃっくりは特に害はありませんが、ずっと続くと息がしづらく、話をしているときもしゃっくりのせいで会話が途切れてしまうので苦しくなります。

しゃっくりはなぜ起こるのか?原因があるとしたらそれは何なのか?

そんなことで治るのかと思われる対処方法をご紹介します。

しゃっくりが出る理由は?

しゃっくりが出るのは様々なことが要因となっています。

横隔膜が関係している

「横隔膜がけいれんを起こす」というのは、よく耳にしませんか?

横隔膜がけいれんを起こすとなぜしゃっくりが出るのかというと、横隔膜が急激な収縮(けいれん)を起こすことで声帯が閉じてしまい空気の流入が阻止されるからです。

声帯が閉じることで「ヒクッ」というような音がするのです。

けいれんは自分の意志とは関係なく発生する反射運動のため、自分でコントロールできず長く続くと辛いです。また、けいれんを起こす原因がわからないのもモヤモヤしますね。

その他の理由としては、下記のとおりです。

食べたり飲んだりする

なにか食べたり飲んだりすると食道から横隔膜にかけて走っている横隔神経を刺激するからと言われています。

また、辛い食べ物や熱い食べ物、炭酸飲料なども刺激になります。

胃にたまったガス

胃の中にたまったガスが横隔膜を圧迫し、しゃっくりの原因となる。

食べ物などと一緒に空気を飲み込むことはよくありますが、過剰に空気を飲み込んでしまい胃や腸に空気がたまってしまうこともあります。

症状としてしゃっくりではなく、ゲップやおなら、おなかが張る症状が出ることもあります。

感情

嬉しいことや悲しいこと、またはストレスによって起こる。

たとえば、号泣するとしゃっくりが出る確率が高くなります。経験した人もいるのではないでしょうか。

しゃっくりの原因を挙げてみると、私たちが普段の生活で何気なく行っていることばかりです。

ご飯を食べることも、空気を吸うことも、嬉しかったり悲しかったりすることも生きていたら当たり前に起こることばかりです。

原因にならないように生活する方が大変なくらいですね。それなら、どうすればしゃっくりを止められるのでしょうか。

しゃっくりを止める方法は?

しゃっくりを止める方法はたくさんあります。みなさんも何個か方法を知っているのではないでしょうか。

びっくりさせる

しゃっくりをしている人がいると、びっくりさせて止めようとしたことはありませんか。

びっくりさせることで一旦呼吸が止まるのでしゃっくりが治ると言われています。

息を止める

息を吸って止めて吐く。これを34回繰り返す。

落ち着いて呼吸する

ストレスが原因の場合、症状を和らげるためにも使われる呼吸法です。

ここまでは息を止めたり、呼吸に関することですね。

びっくりさせてしゃっくりが止まっても、暫く経つとまたしゃっくりが出てしまう、という経験がある方もいるかもしれません。

私は小さい頃しゃっくりの原因は横隔膜がけいれんを起こすと親から聞いて、体の中で何が起こっているか怖くなり泣きわめいたことがあります。

そのお蔭なのか、しゃっくりは止まりました。

他の方法もご紹介します。

レモンを食べる

レモン汁が脳から胃にかけて走っている迷走神経を刺激して、脳にシグナルを送ることによってしゃっくりが止まる

コップ1杯の水を飲む

気持ちを落ち着かせるため、冷たい氷水などを飲む。やはり冷たい水を飲むことで神経を麻痺させたり、横隔膜の位置をリセットする効果がある。

舌を引っ張る

舌咽神経(ぜついんしんけい)を刺激して、横隔膜の動きを正常に戻すという効果があります。実際に病院でも患者に対して施術することもあるとか。

この方法は、私も試したことがあります。私にはとても効いたのですが、舌や喉が痛かったのを覚えています。

レモン汁や冷たい水を飲むことで神経を麻痺させるという方法も一度試してもいいかもしれませんね。

ここまでの方法を見ると、神経に刺激がある方がいいのでしょうか。

これらの方法を試してもしゃっくりが治らず、長く続いているようであれば病院を受診することをオススメします。

過剰に飲酒をしたり、喫煙や薬の服用なども原因となるようなので、きちんと調べてもらいましょう。

まとめ

しゃっくりが出る原因はさまざまな原因がありますが、些細なことが原因などだとわかりましたね。

しゃっくりの止め方も横隔膜や神経などに刺激を与える方法が効果的なのだとわかりました。

もし、しゃっくりが出てしまったら、ここで紹介した止め方の方法を試してみてください。

また、自分なりのしゃっくりの止め方を見つけてるのも面白いですね。